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過激な思想

サブリミナル薮くんブログ

JOHNNYS' Worldが「平和」だけではなく「愛」までも語りだした件(前編)

今年もこの季節がやってきました。

そうです。

JOHNNYS' Worldでございます。

今年も縁あって行かせていただけることになりまして

3回帝国劇場にお邪魔させていただきました。

 

今年は、本当に見ていて疲れる(いい意味で)

 

早速、今年が歴代のJOHNNYS' Worldと何が違ったのかを自分なりに解説していこうと思います。

ネタバレがあるので以下は注意してお読みください。

ちなみに私は初演は見たことがなく、2回目の公演からずっと見させていただいております。

 

★今年のJOHNNYS' Worldは、初演、2回目のJOHNNYS' Worldとは全くの別物!

初演と2回目の公演を見ている人はおそらく

新しい舞台を見ている感覚になると思います。

むしろ、初演に思い入れがあるHey!Say!JUMP界隈の皆様には

今年のJOHNNYS' World(通称:ジャニワ)を見ることはお勧めしません。

第一、プロデューサー死にませんからね。

(最初の方はプロデューサーが死んで1幕終了でした)

 

なぜ、こんなに別物になったのか。

やはり、昨年のJOHNNYS' Worldの演出に関わった錦織さんのおかげではないかと思います。

この錦織演出のおかげでずいぶん物語としてはわかりやすくなりました。

そして、この演出が発展した形で今年は「13月」の答えが物語上で描かれるようになりました。

だから、ものすごく物語としてすっきりしている。

最初のころは何1つ語られてなかったのに!!

(その「混沌」さがまたよかったりしたんですけどね)

 

ここからは、私の記憶の中で一番古いJOHNNYS' 2020World(ここから先「トニトニ」)と今年のJOHNNYS' Worldを比較しようと思います。

 

A.B.C-Zの役どころが段々とハッキリしてきた

トニトニをやっていた頃、A.B.C-Zの役どころは

1幕はプロデューサーの考えを一番に理解し演じるショーの看板スター「A.B.C-Z

2幕では「宇宙の住人」でした。

(今思うと「宇宙の住人」が「時の旅人」の原型だったのでしょう)

しかし、今回は全編通して「時の旅人」と言う役柄として登場します。

前作ではハッキリと「時の旅人」と言う役ではなく、まだトニトニ時代の名残がありました。

今年はそれもなく「プロデューサー」と「時の旅人」だけは役として確立していました。

これは、もしかすると自分たちがジャニワから抜けたときのことを考えたのかもしれないなと思いました。

役として確立すれば、もし、自分たちが抜けたとしても役として舞台上に生きてきますからね。

 

★宇宙に飛ばされる人が変わった

先ほど言った通りトニトニの時は、1幕のラストでプロデューサーが命を落として幕が下ります。

そのあらすじが、こんな感じです。

トニトニの時、13月の旅のラストで健人と風磨が決闘します。

それをやめさせようと勝利が仲裁に入るのですが、仲裁ができず、勝利は命を落としそうになります。

そこで勝利の代わりにプロデューサーが仲裁に入り、岩が決壊し、プロデューサーは命を落とします。

 

そして、2幕では宇宙に飛ばされたプロデューサーを追いかけて勝利たちは宇宙に旅立つストーリーでした。

前作は、1幕のラストで命を落とすのはプロデューサーから健人に変わりました。

しかし、パンフレットに書かれているあらすじを読むと宇宙に飛ばされるのはプロデューサーになっています。

おそらく、13月の旅のラストで歴史を曲げてしまったからその罪で飛ばされたのだと私は解釈しています。

(そのヒントがトニトニにあって、トニトニで勝利が仲裁に入ろうとするのですが

プロデューサーが引き止めます。その理由が確か「今、止めると歴史が変わってしまう」からだったと思います)

しかし、今作はなんと宇宙に飛ばされるのが、プロデューサー、勝利、健人になっています。

今作を初めて見たとき「今年は誰が死ぬのだろう」と見ていたのですが

まさかの「え?!待て待て。健人じゃなくて勝利も死ぬの?!」と一人であわてふためきました。

 

そして、今作で新しく追加された13月の旅のラストの竜王のとあるシーン。

プロデューサーが健人に刀を渡していうのです。

「この剣は人を殺めることも助けることもできる」

なぜ、プロデューサーは剣を渡したのでしょうか。

そして、今作のプロデューサーが内くんだからこそ思い出される

SHOCKの剣が真剣にすり替えられるあのシーン。

しかし、よくよく思い出してみると前作の錦織演出回でも12月のシーンで剣を健人に渡していたような気がするなぁ。

 

★狂気の薮プロデューサー 優しさの内プロデューサー

4年続くJOHNNYS' Worldでプロデューサー役を演じた方は3人おられます。

初代プロデューサーはHey!Say!JUMPの薮くん。

彼は3代続くプロデューサーの中でも2年連続で務めているので一番長くこの役に向き合っていました。

ちなみに途中、仕事の都合で出られない彼の代わりに代役として

ジャニーズWESTの桐山くん(当時は関西ジャニーズJr.)も数日演じたことがあります。

2代目は前作演出も手掛けてくださった錦織さん。

今年は別の作品の演出のため関わっておりませんが、都合がつけば今年も続投だったのかもしれません。

3代目は、今作で初登場の内くん。

私は、初代プロデューサーの亡霊なのでこの役については厳しい評価をしがちですが

本当に3代目が内くんでよかった。いい人選と思いました。

でも、内プロデューサー、本当に「優しい」

何かの雑誌で、内くんのプロデューサー役は「フェミニン」と見たのですが

いや、本当にその通りだと思いました。

全体的に優しさがある。

人が変われば役も変わるとはその通りだと如実に感じました。

 

その理由は、今作のジャニワで13月の旅をする前にプロデューサーが悩むシーンがあります。

どうして、勝利と健人には自分の想いが伝わらないのだろうとプロデューサーが苦悩します。

このシーンは今作からのもので、内プロデューサーの個性を決定づける重要なシーンだと私は思います。

このシーンがあるからこそ、他のシーンで勝利や健人に厳しくしても「ああ、プロデューサーは自分の気持ちをわかってもらいたいんだな」と言う解釈ができる。

そう言った意味でこのシーンは重要なのです。

 

では、このブロックで言っている「狂気の薮プロデューサー」とは?

優しさのかたまりである内プロデューサーとは対照的に薮プロデューサーはとにかく狂気に満ちている。

最初に勝利が舞台装置を壊し、プロデューサーが登場するのですが、そのあとがまぁ、狂気に満ちている。

「ショーを続けろ!Show must go on!」

と言い放ち、プロデューサーは勝利の代わりに水の中をフライングします。

ずぶ濡れのプロデューサーからにじみ出る「Show must go on」の精神。

そして、勝利の「理解できない」と言うセリフ。

終始、薮プロデューサーは優しさをみせません。

しかし、最期に勝利をかばって死ぬところに「あれ?プロデューサーっていい人?」と思わせて死んでいきます。

 

狂気を全うする薮プロデューサー

優しさで包み込む内プロデューサー

 

この違いは見続けないとわからない違いであったりします。

そして、この内プロデューサーの優しさが「愛」につながっていったのだと思います。

 

 ★「健人」というキャラクター

そういえば、初演やトニトニの時って健人みたいなキャラクターはいたのだろうか?

そう考えていくうちに、そういえば健人というキャラクターが確立してきたのは前年のジャニワからだったなと言うことを思い出した。

そもそも当初は健人vs勝利の構図はなかった。

どちらかというと、勝利(健人も含む演者全員)vsプロデューサーと言う構図だった。

しかし、回を重ねるごとに健人というキャラクターが確立していった気がします。

そのことについて考えたのですが、これは悲しいことに風磨がいなくなったからなのかもしれないという結論に至ったのです。

トニトニを最後に風磨はいなくなった。

そこで12月の最後の決闘のシーンは健人vs風磨ではなく、健人vs勝利になった。

その結果、勝利の仲裁はなくなり、そして、プロデューサーも死なずに済んだというわけである。

 

★憑りつかれて勝利に剣を向ける健人の原型はシェイクスピアから

 ジャニワを毎年追っていくと、「健人」と言うキャラクターの確立とともに

段々と憑りつかれていく健人と言う像が見えてきます。

今回のジャニワでは、12月の竜王のシーンで完全に竜王に憑りつかれた健人が出てきます。

これの原型が、さかのぼるとトニトニにあって

11月のシェイクスピアのシーンにつながるのではないかと思います。

シェイクスピアのシーンで、健人くんは10以上の役柄を演じ切りました。

それが派生したのが昨年のジャニワの三重人格のシーン。

三重人格の健人は、本当に3人の人に憑りつかれているかのようでした。

おそらく、これをまた発展させたのが今年の竜王に憑りつかれた健人ではないかと思います。

 

★「闇を突き抜けて」でなぜ脱いでいたのか

今作では、最後に健人が「僕の魂は裸になった」と言うセリフを言います。

このセリフで私がとっさに思い出したのがトニトニの時に「闇を突き抜けて」で突如みんなが脱ぎ始めるシーン。

見ていた当時は「なぜ?!そこで?!脱ぐ?!」となっていたのですが

今思うと「そうか、宇宙に来て心が裸になった」と言うことをジャニーさんは表現したかったのねと感じています。

しかし、今作の「闇を突き抜けて」の扱いは宇宙に来たみんなが路頭に迷っているようなシーンで使われます。

まさに「闇を突き抜けて」答えを探せといったような感じです。

ここで段々とジャニワの解釈が初演から変わってきているのがわかります。

 

ここまで、4200文字強。

まだ、平和のくだりも愛のくだりも書けてません!

申し訳ございません。

と言うわけでこの文章は後編に続きます。

最後に思い出プレイバックのコーナーです。 

 

★個人的に気になるシーン

個人的にヒンデンブルク号のシーンで誰が記者役をやるのかをすごく注目しています。

トニトニの時は、戸塚くん(個人的に一番好きです)

前作は、河合くん。今作は、塚田くんが務めております。

しかし、やはり戸塚くんを超えられる人はまだ出ていないな。

 

 ★もう一度観たいシーン その1

初代プロデューサーをもう一度観たいのはもちろんのことですが、他にも色々あった小ネタが今は見られないんですよね。

A.B.C-Zが放つアドリブ

トニトニの時、ちょっとしたアドリブが入れられるところがあったんですよ。

それが今は演出の都合上カットされてまして寂しくなったものです。

個人的に好きだったのが菊池風磨くんを紹介する戸塚くん。

宇宙の住人の自己紹介

あのあたりが好きでした。

・大階段を使う曲

今年のジャニワでびっくりしたのが大階段を使った曲がなくなったこと。

昨年まではあったあのパフォーマンスがないのは悲しいです。

初演の「百花繚乱」に始まり、「Congratulations」「桜咲くColor」

春の季節を彩ったあの曲たちは大階段とともにあったのに。