過激な思想

サブリミナル薮くんブログ

Hey!Say!JUMPのショーイズム ―SENSE or LOVEについて―

Hey!Say!JUMPのライブツアー「SENSE or LOVE」も残すところ福岡だけになった。

久しぶりに私はHey!Say!JUMPのライブについての感想を書こうと思った。

実に2015年のJUMPing CARnivalぶりである。

そんな私がなぜ書こうと思い立ったのかそれを書き記していこうと思う。

 

以降、ネタバレ含みますのでご了承ください。

基本的にドームツアーバージョンのお話をします。

 

■ ソロ曲について

11年目は勝負の年と私はおそらく去年も言ったような気がしますが

その勝負の年のアルバムに今まで収録しなかったソロ曲を収録したのは

すごく大きいことだと思いました。

個々人がHey!Say!JUMPのメンバーとして提示するソロ曲。

見事に誰一人かぶることなく、上手く住み分けできていたなぁと言った印象を受けました。

8人の中で個人的にいい仕事するなと思ったのが伊野尾くんのソロ曲「条件反射」だったりします。

あのテイストの曲を他にやるとしたら髙木くんなのですが

今回、髙木くんはあのテイストではなく自分のやりたいことをとった。

(ただしパフォーマンスでは「条件反射」に参加している)

そして、そのぽっかり空いた枠を見事に埋めたのはお見事としか言えない。

自分のやりたいことより全体のバランスをとった選曲はいい仕事としか言えない。

 

個人的に全体のバランスなんか無視して自分のやりたい曲をやる!と我を通した八乙女くんにも賛辞を送りたい。

八乙女光のパブリックイメージからはとてもじゃないけど「PINK」みたいなゴリゴリなテイストは選ばない。

ただし、彼はB'zの稲葉さんをリスペクトする男。

そう考えると八乙女くんのソロ曲は絶対「PINK」が正解なのである。

 

ソロ曲で優勝したのはパフォーマンス込みで知念くんの「159」である。

自分的初日の武蔵野の森で薮くんと光くんが出てきた瞬間に

この曲はぶっちぎりの優勝を果たしたのである。

知念くんしかできませんよ。やぶひかをバックにつけるなんて。

一度聴いたら口ずさみたくなるメロディ。

知念版カンナムスタイルの恐ろしさ。

知念くんが好きな人はたぶんコミカルよりカッコイイ知念くんを求めているはずなのに

あえて「159」を選ぶ知念くん。

そういえば、彼のリスペクトしている大野くんも「Bad Boy」と言うソロ曲

(これがむちゃくちゃカッコイイ曲)でふざけていたってレポを見たなと思い出す。

そう考えるとこれはこれで正解ではないだろうか。

 

山田くんのソロ曲「Do it Again」

今の山田くんとしては100点満点のパフォーマンスだけど

他のジャニーズを見ているヲタクとしてはこの100点を超える演出ができるだろう!!

といつもその先を欲してしまう。

今の山田くんもいいのだが、Hey!Say!JUMPのセンター様としてはまだまだ進化を期待したい。

 

全員は書けないので最後に薮くんのソロ曲「流星の詩」

私はこの曲をHey!Say!JUMPの薮宏太としては「最高の正解」と評価している。

パブリックイメージである歌のうまさと表現力を上手く生かした難易度の高い曲。

Hey!Say!JUMPの!薮くん!!としてはこれ以上の正解はない。

ただなぁ、薮くんのヲタクとしては本当に彼のやりたい曲も聞いてみたいんだよ。

 

なので、今後のHey!Say!JUMPさんにお願いしたいのはソロ曲コーナーを数年続けてほしいです!

こういうソロコーナーは何年か続けた先が面白い。

最初の2、3年はストックでまかなっていたものがなくなったとたん

どんなソロ曲を提示するのかが私は見てみたい。

その間に関わるお仕事などによっても表現が変わるかもしれない。

そうなってくれたらいいなぁと思うのです。

 

■ つなぎの映像

私も東京ドーム公演に入ったあたりで気が付いたんですけど

今回のツアー、つなぎの映像がないんですよ。

ソロ曲前や7コーナーではあるけど

本来あっていいポイントである「TO THE GALAXY」の前につなぎの映像がない!

例年と違ってソロ曲をつなぎで構成しているから

別途映像を作る必要がないだけかもしれませんが。

ちょっとそこは興味深いポイントですね。

 

■ Hey!Say!JUMPのスタイル

10年を超えて、11年目のツアー。

ドーム公演で追加された曲がある。

12月23日までの限定「School Girl」である。

アリーナから公演時間が長くなるドーム公演で追加する曲の選曲も重要である。

他にも追加された楽曲はあるけど、個人的にはこの曲のチョイスに注目したい。

やはり、10年超えてもHey!Say!JUMPと言うグループのスタイルは「カワイイ」なのである。

それを痛烈に感じたのが「School Girl」と言う選曲。

10周年で封印して解いたのが「School Girl」

ここまで来ると、もはやこういう楽曲群(「Chau#」「キミアトラクション」「School Girl」)こそHey!Say!JUMPのスタイルなのだと私は気づいた。

彼らがいくら年を重ねても、ライブの対象年齢が永遠に中高生。

その環境で築き上げたスタイルは、もはやHey!Say!JUMPの強みではないだろうか。

 

■ Hey!Say!JUMPのショーイズム

そして、ようやく最後にタイトルであるHey!Say!JUMPのショーイズムについて話そうと思う。

10周年ツアーで、大階段を使ったパフォーマンスがあった。

それは私も見ることがかなわなかった初代JOHNNY'S Worldに通ずるものがあったと思う。

確かに彼らはジャニーズ舞台で育った子たち。

ジャニーズのショーイズムを継承しているであろう。

そうぼんやりと考えていた。

その時の私はぼんやりとしか考えられなかった。

だって、10周年のツアーなんだから今までの振り返りかもしれないじゃないですか。

 

ただ今回のアリーナツアーでやった「Dance The Night Away」を見たときに

確かに私は彼らにジャニーズのショーイズムの片鱗を見たのである。

そうか、彼らもジャニーズ舞台の継承者なのだと。

そして、彼らは先輩やジャニーさんから学んできたショーイズムを崩すことなく表現する子たちなのだと。

 

Hey!Say!JUMPみたいにジャニーさんから学んできたショーイズムを崩すことなく表現する筆頭株がA.B.C-Zである。

彼らはジャニーさんの頭の中の構想を体現するスペシャリスト。

特にグループで毎年公演するABC座はジャニーズ王道の舞台である。

私もHey!Say!JUMPと並行して5年ほど現場に通っているからこそ、このHey!Say!JUMPのショーイズムに気が付いたのかもしれない。

 

ただ残念なことにこの「Dance The Night Away」はドームではやっていない。

確かに演出的にアリーナサイズで披露するのが正解なのであるのだが、ちょっぴりさびしかったりする。

 

■ まとめ

とざっくり今回のツアーの感想を書いたのであるが

要するに何が言いたいのかと言うと「SENSE or LOVE」は

11年目のHey!Say!JUMPが提示した答えとしては正解のツアー・アルバムだったのではないかと思う。

11年目の勝負の年に個々人の個性を押し出したソロ曲たち。

Hey!Say!JUMPのセールスポイントであるダンスをそろえることに特化したリード曲「BANGER NIGHT」

大人になっていく彼らに合わせた楽曲群「女王蜂」「Jealous guy」「City Wonder」

今までを踏襲しつつ、新しいものを提示するバランスのとれたツアーだと私は感じた。

 

平成と言う時代が終わる。

Hey!Say!JUMPの次なる一手を楽しみにしたいと思う。